サーバーの転送量制限
レンタルサーバーにはサーバーごとに決められたデータ容量のほかに、転送量というものがあり、一定の基準で制限がかけられているのがほとんどです。
中には通信速度の優れたサーバーや高額な料金プランなどで無制限となっているサーバーもありますが、多くのレンタルサーバーは万が一の際にほかのサーバーに影響が出ないようにあらかじめ制限を設けています。
個人で利用するようなデータ通信の少ないサイトを運営したりするのであれば、どのサーバーを利用してもなんの問題もありませんが、短期間にかなりの数のアクセスがあるサイトや画像・動画コンテンツが豊富なサイトは転送量が多くなってしまいます。
転送量制限に達したサイトはブラウザ上で閲覧することができなくなったり、制限を越えた分だけ追加料金が発生したりといったように、なんらかの対処が施されます。
転送量制限は実際に制限を越えるようなことがなければ関係ないと思うかもしれませんが、レンタルサーバーを選ぶ際の項目の1つとして考えておくべきですし、サイトにアクセスした閲覧者がスムーズにページを開けるようにしておくことで、結果的に有用なサイト運営に繋げることができます。