サーバー移転
現在、レンタルサーバー業者と契約していて、サーバーを利用している方が、別のサーバーへ移転する際に、いくつか注意しなければならないことがあります。
レンタルサーバーを移転すると、今よりももっと快適な環境でサイト運営することができますが、必ずしも今まで通りかそれ以上の結果が得られるとは限りません。
とはいっても、たくさんのサーバーがありますので、その豊富な種類の中から一番目的に合ったサーバーを選べば、まず失敗せずに済むでしょう。
このほか、移転の際にサイトのドメインに関する注意点があります。
独自ドメインを取得しているのであれば、ドメイン自体は変わらず、レンタルサーバードメインやサブドメインを使っていた方は、新たに取得し直すことになります。
また、サーバー移転にはドメインネームサーバー(DNS)と呼ばれるドメイン情報を新しく設定する必要があります。
以前のサーバーで指定されていたネームサーバーから、新しく利用するサーバーのネームサーバー情報へ変更し、その変更が反映されて移転の完了となります。
これを行わないと、住所となるIPアドレスとの関連付けがなされず、サーバーへアップロードしてもインターネット上で閲覧できないということになってしまいます。
このネームサーバーの変更が個人で行える作業なのかという点が、レンタルサーバー業者によって異なる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
加えて、前回とは違うドメインに変わった場合、そのことを告知するということを忘れてはいけません。
ドメインが変わったにも関わらず、知らせないままでいると、今までの閲覧者は急にサイトが閉鎖したのかと思ってしまいます。
そうなると、それ以降はサイトへ来なくなりますから、それだけ利用者が減ってしまうということになります。
移転する前にしっかり告知をしておくと、利用者もわかりやすく、スムーズに移転完了まで進めることができますので、忘れずに行うようにしましょう。