CGIを使う場合
CGIとはCommon Gateway Interface(コモン・ゲートウェイ・インターフェース)の略で、ウェブサーバー上のプログラムを動作させる仕組みのことをいいます。
一般的なCGIには掲示板やチャットなど、ユーザーの要求に合わせて動的に作動する機能があり、こういった機能をウェブサイトに組み込むことで、サイトの機能性や利便性を大幅に上げることができます。
このCGIの機能はレンタルサーバー業者が提供するサービスとして利用できるものやプログラムの知識を持つ人が自作したものなど、様々な種類のCGIが存在します。
レンタルサーバー業者が提供するCGIであれば、当然問題なく使うことができますが、注意しなければならないのは自作のCGIを使用する場合で、中にはせっかく用意したCGIに対応していないレンタルサーバーもありますので、そのような仕組みを組み込むようであれば、事前に確認しておかなければいけません。
なぜこのような制限がかけられているのかというと、CGIの種類によってはサーバーに大きな負担をかけることがあり、サーバーが落ちてしまうことがあるためです。
現在ではほとんどのレンタルサーバーが高い機能を備えているため、よっぽどのことがない限りそういった事態に陥ることはありませんが、あまりにもCGIを多用されるようではサーバーが不安定な状態になってしまいます。
もちろん、レンタルサーバーによっては自由にCGIを使うことができる種類もありますので、もしも自作したCGIを使う予定がある場合はあらかじめ制限のないレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。